【大分県高校総体】総合開会式 入場行進はつらつ、51校の選手が気持ち高める

笑顔で入場行進する各校の選手たち=クラサス武道スポーツセンター

 第73回県高校総合体育大会の総合開会式は28日、クラサス武道スポーツセンターであった。51校の選手計約千人が集結。はつらつとした入場行進で気持ちを高めた。
 芸術緑丘の菅明凜(あかり)さん(2年)の国歌独唱に続き、市内5校の合唱部員約70人が「高体連の歌」を斉唱。前年度優勝校を代表し、明豊剣道の武蔵啓斗主将(3年)が優勝旗を返還した。
 県高体連の佐保宏二会長、山田雅文名誉会長(県教育長)が「スポーツの価値を再認識するとともに、思い切りスポーツができる喜びを感じてほしい」などとあいさつした。
 一般生徒を代表して舞鶴の田中陽菜さん(2年)が激励。宇佐重量挙げの三宮叶夢(とうむ)(3年)が「豊かな自然と歴史に恵まれた大分で力と技、精神力を培ってきた。スポーツマンシップにのっとり、最後まで堂々と戦い抜く」と力強く宣誓した。

【ミニインタビュー】
 総合開会式に参加した柳ケ浦女子サッカー部の永野紗耶菜(3年) 最後の県総体が始まるという緊張感が高まった。今回はメンバーに入れなかったが、柳ケ浦らしい泥くさいプレーで無失点に抑えて勝てるよう、全力で応援したい。

 大会プラカードを掲げて入場行進した大分商水球部マネジャーの礒貝茉莉花さん(3年) 緊張もあったけど、音楽に勇気づけられて笑顔で行進できた。水球部は他校になく、チーム内での戦いになる。どんな試合になるか楽しみ。

 入場行進曲の演奏を担った舞鶴吹奏楽部長の河野あおいさん(3年) こんな広い会場で、他校の人と一緒に演奏できる機会は少ないので楽しい。式典を少しでも盛り上げられるように気持ちを込めた。全力で高みを目指して戦ってほしい。

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