【佐伯】佐伯市教委は本年度、人口減、少子化が進む同市本匠の本匠小(足利光保校長、14人)と本匠中(高野徹校長、9人)を小規模特認校に指定した。地域の学校存続に加え、移住・定住促進にもつなげる目的。市指定は初で2026年度開始に向け、年内に入学、転学希望者を募る。
小規模特認校は少人数だからこそできる特色のある教育活動を生かし、校区外から児童生徒を受け入れる制度。市教委は市内の児童生徒減少が今後も進むと想定し、23年度に諮問機関の答申を受けて「市立小中学校の今後のあり方に関する基本方針」を策定。地域振興の観点を踏まえて同制度を盛り込んだ。今年2月の住民向け説明会などを経て、特認校に指定した。
両校は地域の人たちと共に、アユのちょんがけ、そば打ちといった体験や、特産の因尾茶を通した茶育、俳句集づくりなどを学びに取り入れている。地域の就学前の子どもが7人(1月現在)と少ないこともあり、地元の期待は高い。
8月以降、説明会、オープンスクールを開き、希望があれば随時、学校案内をする。入学、転学希望者の募集は11~12月を予定。足利、高野両校長は「学校、地域の活性化につながる。ぜひ来てほしい」と呼びかけている。
問い合わせは市教委(0972-22-4670)、本匠小(0972-56-5009)、本匠中(0972-56-5004)。