日本皿まわし協会の永冨会長が冊子を出版 技術面のこつや健康に及ぼす効果も解説

冊子を出版した日本皿まわし協会の永冨博会長=大分市の永冨記念病院

 【大分】大分市に本部がある「日本皿まわし協会」の永冨博会長(56)が、皿回しを多くの人に知ってもらおうと、医療の観点から解説する冊子「皿まわし入門」(B6判・63ページ)を出版した。
 同協会は1984年、永冨会長の祖父の故・永冨勲さんが創設した。高齢化などにより会員数が減少し、現在は全国に約30人。年に1度、大分市内で大会を開催。毎月大分、別府両市で無料の体験教室を開くなど普及にも力を入れている。
 冊子では、技術面のこつだけでなく、健康に及ぼす効果も解説。上半身の筋力が向上し、姿勢も良くなるなど健康の維持・増進につながるという。
 永冨会長が副院長を務める永冨記念病院(大分市玉沢)で500円で販売している。永冨会長は「世代に関係なく子どもからお年寄りまで楽しめる。健康づくりにも役立ててほしい」と話している。問い合わせは同院(097-548-7733)まで。

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