湯平芸文会が21日から映画上映会「お座敷シネマ」 テーマごとに毎月2作品「新たな交流の場に」

15席の「お座敷シネマ」をスタートさせる湯平芸文会の渡辺まさみ代表(左)ら=由布市湯布院町湯平

 【由布】由布市湯布院町湯平在住のアーティストや住民でつくる「湯平芸文会」は21日午後2時から、映画上映会「お座敷シネマ」を湯平温泉街にある観光拠点「石畳の駅つるや」で開催する。これから月に2回、定期的に実施し、「気軽に映画を楽しむ場所にしていきたい」という。
 同会は、由布市が補助金を交付する「市民提案型連携協働事業」の採択団体として、2023年度から芸術文化を軸にした地域活性化活動を展開している。上映会は新たな交流の場をつくっていこうと企画した。
 つるやは、かつての旅館を改修。1階は、観光案内所と物産販売所になっており、2階の和室に15席の椅子を並べる。
 初回は自然エネルギーをテーマにした「おだやかな革命」(2017年)を25日まで上映。来月以降も国内外のドキュメンタリーや教育、芸術分野など、月ごとにテーマを決め、1作品5日間程度、月に2作品を上映する予定。
 料金は500円。「YUNOHIRA ART SIGHT(ゆのひらアートサイト)」のホームページから予約する。渡辺まさみ代表は「つるやは、豪雨災害からの復興に向けた希望の施設。にぎわいづくりの場所にしていきたい」と話している。
 問い合わせは、湯平温泉観光案内所(0977-86-2367)へ。

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