【大分県高校総体】クライミング(18日) 男子の森2連覇、女子は中島が頂点

男子で2連覇を達成した森(左)と女子で初優勝した中島=サイクルショップコダマ大洲アリーナ

 第73回県高校総合体育大会は18日、サイクルショップコダマ大洲アリーナなどで、先行開催のクライミングとサッカーがあった。クライミングは男子が森葵(大分工)、女子は中島夕結(東明)がそれぞれ頂点に立った。

 クライミングはリードとボルダリングで競った結果、男子は森葵(大分工2年)、女子は中島夕結(東明1年)が頂点に立った。2連覇の森は「県内では負けられない。しっかり勝てて良かった」と白い歯をこぼした。
 森はリードで完登し、ボルダリングも四つ全ての課題をクリア。2位に100点以上の大差をつける完勝にも「80点くらいの出来。全国で戦うには、まだまだ鍛え足りない感じ」と、視線はさらなる高みに向いていた。
 1年生ながら他の選手を圧倒した中島は、国民スポーツ大会出場など、全国レベルでの活躍を目指している。初めての県総体で栄冠を手にし、「すごくうれしい。3連覇を目標に来年も頑張りたい」と目を輝かせた。

 〈登山・クライミング〉
 (サイクルショップコダマ大洲アリーナ)
 ▽男子 (1)森葵(大分工)199・5点(リード100、ボルダリング99・5)(2)三浦伊織(豊南)(3)児玉龍生(竹田)
 ▽女子 (1)中島夕結(東明)164・9点(リード100、ボルダリング64・9)(2)高須愛未(竹田)(3)倉原里咲(同)

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