【佐伯】佐伯市消防本部は屈折はしご付き消防車(8トン、約1億5千万円)を導入した。現行車両(10トン)の老朽化に伴うもの。高所での消火、救助活動をはじめ、水難、交通事故などさまざまな現場での運用が期待される。
はしごは最大25メートルの高さまで伸ばせる。先端部分のバスケット(定員3人)につながるはしごを屈折させることで、電線、屋上部のフェンスなどの障害物を避けながら活動できる。
マイナス角にも対応できる点も特徴。河川や港、崖下といった救助現場で、道路や橋などの停車位置から最大約6メートル下方にバスケットを降ろせる。
実地訓練などを重ねて今月26日の運用開始を予定する。田原啓三警防課長は「現行車両に比べて小回りが利き、はしご使用時に車両を支えるアウトリガーも片側だけで使える。活動の幅が広がる」と話した。