【中津】中津藩主奥平家飛躍のきっかけとなった長篠の戦い(1575年)から450周年を記念した「中津城たにし祭り」が、18日午前10時から中津市二ノ丁の中津城二ノ丸公園特設会場である。イベント形式での開催は10年ぶり。民間有志が企画した。
戦国時代の故事にちなんだ祭り。武田軍に長篠城(愛知県新城市)を包囲された際、籠城した城主の奥平信昌らは堀のタニシを食べて飢えをしのぎ、約1カ月にわたって城を守り抜いた―と伝わる。援軍の徳川・織田連合軍の勝利につながったことで家運が上昇し、江戸中期に中津藩主になった。中津城に隣接する奥平神社では、戦勝日の5月21日前後にタニシを奉納する神事を毎年、続けている。
祭りは、450周年の節目に当たることから神社総代らが関連イベントを企画、協賛を募った。特設会場で太鼓演奏、武術演武、豊前神楽の舞、ダンスなどがあり、甲冑(かっちゅう)の試着体験コーナーや飲食ブースも設けられる。
内尾謙司実行委員長(52)は「イベントへの参加を通じて郷土の歴史と文化に興味を持ってもらい、次世代に継承していきたい」と話している。
入場無料。問い合わせは内尾実行委員長(080-5801-0975)。