【東京支社】第25回記念別府アルゲリッチ音楽祭「ピノキオ支援 室内オーケストラ・コンサート」が14日、東京都新宿区の東京オペラシティコンサートホールであった。マルタ・アルゲリッチが出演し、圧巻の演奏で聴衆を魅了した。
水戸室内管弦楽団との共同制作。国内外のオーケストラで正指揮者や音楽監督などを歴任する広上淳一がタクトを取った。前半は同楽団がシューマン「交響曲第2番 ハ長調 op.61」を演奏した。
アルゲリッチは後半から登場し、ベートーベン「ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19」を披露。“鍵盤の女王”の演奏に、ホールを埋めたファンから惜しみない拍手が送られた。
県内の初登場は21日に大分市高砂町のいいちこグランシアタで開かれる25回記念特別公演「祝祭の日」となる。