名人戦を前に宇佐市北馬城小で将棋に親しむ交流授業 児童「奥深さが面白い」

講師の地元住民(右)との対局を楽しむ児童=宇佐市岩崎の北馬城小
講師の地元住民(右)との対局を楽しむ児童=宇佐市岩崎の北馬城小

 【宇佐】宇佐市の宇佐神宮で17、18日に開かれる第83期将棋名人戦第4局を前に9日、同神宮近くの北馬城小(48人)で将棋に親しむ交流授業があった。
 校区に住む松本隆さん(82)=橋津=ら将棋好きの4人が講師として4、5年生16人を指導。対局しながらアドバイスを送った。
 同校では名人戦をきっかけに、将棋を楽しむ児童が増加。休み時間などにタブレット端末を使い、学年を超えて対局する児童もいるという。
 5年の藤垣新さん(11)は「勝ててうれしかった。それぞれの駒に動き方があり、奥深さが面白い」。松本さんは「将棋の楽しさを感じてほしい。今後も交流授業を続けたい」と話した。

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