地場シンクタンクの大銀経済経営研究所(DKK、大分市)は、サッカーJ2大分トリニータに関するアンケート結果をまとめた。今季の成績について、約9割の人がJ1昇格プレーオフ圏内の6位以内を期待している。
毎年恒例のアンケートで22回目。今季開幕前の1月7~17日の間、県内の大分銀行本・支店窓口に訪れた650人に依頼し、612人(94・2%)が答えた。
今季の成績は、J1に自動昇格できる「2位以内」を望む人が34・9%で最も多かった。「優勝」が31・4%で続き、プレーオフ圏内の「3~6位以内」と合わせて、全体の9割近くに上った。
昨季は20チーム中16位と低迷した影響からか、それぞれ前回調査から数字は低下したものの、来季J1で戦うチームの姿を楽しみに応援する人が多いようだ。
今季の観戦意向は「行くつもりはない」が51・3%で最多。「1試合は行きたい」が31・9%、「対戦相手によっては行きたい」が13・7%、「全試合行きたい」が3・1%の順だった。世代別で行きたい人の割合は20代では58・8%を占め、若い世代ほど多い傾向がみられた。
リーグ戦(6日時点)は14節を終えて7位。
DKKの工藤一輝主任研究員(32)は「観戦意向のある人の割合は前回調査より微増している。チームには期待に応える活躍を望みたい」と話している。