【大分】JRの鉄道高架化に伴い、大分市が市中心部の線路跡地に整備を進めていた「線路敷ウエストウオーク広場」(全長1・2キロ)が完成した。これで市が2017年度から取り組んでいた大分駅の東西に延びる「鉄道残存敷広場」全体の整備が終わり、市まちなみ整備課は「散歩や集いの場として多くの市民に活用してほしい」と呼びかけている。
広場は、JR日豊線と久大線の高架化で空き地となった線路跡地を市が県から無償譲渡を受け「住民や来街者を誘い、歩く楽しみとつながりを生み出す広場」をコンセプトに約10億円をかけて整備した。
2019年度に大分駅東側に「線路敷ボードウオーク広場」(800メートル)、20年度に「六坊グリーンウオーク広場」(300メートル)が完成、線路敷ウエストウオーク広場の工事は今年3月に終わった。
同広場は、JR大分駅から西大分駅、かんたん港園方面に延び、つばさ児童公園(王子西町)とつながっている。区画ごとにハナミズキやサルスベリなど四季の植物を植栽し、歩きながら季節を感じられるように工夫し、大人向けの健康遊具も設置した。24年度の総事業費は約2億円。
イベントなどに利用できる各広場のスペースは市まちなみ整備課で予約できる。同課は「日常の散歩からイベントでの利用などさまざまな使い方ができる。多くの市民に愛される場所にしたい」と話している。問い合わせも同課(097-537-5637)。