ほんのりピンク、在来種もちとうきび原料のクラフトビール 豊後大野市の藤居醸造が商品化

もちとうきびを使ったほんのりピンク色のクラフトビール。左端は原料のもちとうきび=豊後大野市千歳町新殿の藤居醸造

 【豊後大野】豊後大野市千歳町新殿の藤居醸造はトウモロコシの在来種「もちとうきび」を原料にしたクラフトビール「MOCHI」を商品化した。ほのかなピンク色をしており、味に加え、見た目でも人気を呼びそう。もちとうきびの普及活動をする大分高専の森田昌孝准教授(44)によると、原料として使ったクラフトビールは全国で初めてという。
 もちとうきびは農家の自家消費用として全国的に作られていたものの流通せず、今では育てている人はほとんどいない。スイートコーンと比べ糖度は低く、もっちりした食感が特徴。地域によって白や黄、紫などさまざまな種類がある。
 森田准教授が「紫の実を使えばきれいな色のビールが造れるはず。地域の資源を守るために協力してほしい」と同社に提案。昨年11月から県産業科学技術センター(大分市)などの協力を得て、実に含まれるアントシアニン由来の色を生かした商品に仕上げた。
 藤居淳一郎社長(56)は「少し酸味があり、端麗で軽い口当たり。ほんのりとした甘さもあるので、ビール初心者にもお勧め」とPR。夏向きの味で、これからのシーズンにぴったりだという。
 原料に限りがあるため、数量限定で販売する。1本330ミリリットルで800円。25、26日に大分市府内町の「トヨタカローラ大分祝祭の広場」である「おおいたクラフトビアガーデン2025」で飲むこともできる。
 問い合わせは藤居醸造(0974-37-2016)。

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