国史跡の臼杵城跡周辺で5月4日にイベント 畳櫓などの公開や宗麟鉄砲隊の演武披露

国内に4例の「重箱造り」の畳櫓と臼杵の町並み=臼杵市臼杵

 【臼杵】臼杵市臼杵の臼杵城跡周辺で5月4日、3月に国の史跡に指定されたことを記念する体験イベントがある。

 ▽畳櫓(たたみやぐら)・卯寅口門脇櫓(うとのくちもんわきやぐら)の特別公開、城跡ガイドツアー
 臼杵城の畳櫓と卯寅口門脇櫓が公開される。1階と2階が同じ床面積の「重箱造り」という珍しい構造。現存するものは全国で4例のみ。畳櫓は2階に上がれる。入場無料。午前10時~午後4時15分。
 市教委学芸員が城跡のガイドをするツアー(1時間程度)もある。午前10時からと午後2時からの2回で、城跡前の大手門広場東屋に集まる。各先着20人。参加無料。問い合わせは市教委文化・文化財課(0972-72-1072)。

 ▽火縄銃・大砲「国崩し」演武
 午前10時から城跡前の大手門広場で、豊後大友宗麟鉄砲隊による火縄銃と大砲「国崩し」の演武がある。かぶとや陣羽織の試着もできる。問い合わせは市産業観光課(0972-72-1062)。

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