温泉の恵みに感謝する「第111回別府八湯温泉まつり」(別府八湯温泉まつり実行委員会主催、大分合同新聞社など共催)は6日、最終日を迎えた。別府市の別府駅前通りでは名物行事「湯ぶっかけまつり」を盛大に開いたほか、市内7会場で餅まきなどのイベントもあった。好天に恵まれた泉都は市民や観光客でにぎわった。
湯ぶっかけまつりでは、過去最大量211トンの温泉を準備。午後3時の開始と同時に、沿道に集まった観客に向けてホースやひしゃくで湯を浴びせた。
参加者はずぶぬれになりながら、音楽に合わせて歌ったり、踊ったりしながら楽しんだ。
親子で訪れた福岡市那珂南小1年の荒巻航輔さん(6)は「雨みたいに降ってきて面白かった」と笑顔を見せた。