別府市のコミュニティーバスが車椅子対応に ワゴン車3台導入、座ったまま乗降可能

車椅子対応となった「湯けむりライドシェア」=別府市

 【別府】別府市は公共交通の空白地帯をカバーするコミュニティーバス「湯けむりライドシェア」に車椅子対応のワゴン車を導入した。後部に全自動リフトアップシートを備え、車椅子に乗ったまま乗降できる。市は「既存の公共交通を使うことができなかった人の新たな移動手段となる。積極的に利用してほしい」と呼びかけている。
 ライドシェアは市北部の関の江循環線と、南部循環線で実証運行をしている。それぞれ午前7時~午後6時に16便、午前8時~午後1時に10便が走行。主に使用する車両3台を、18日から車椅子対応にした。
 定員は7人(うち車椅子利用者は1人)。
 JR亀川駅の「亀川駅西口停留所」から乗ったNPO法人自立支援センターおおいた事務局長の神田憲治さん(52)は「車を運転できなくなって10年。コロナ禍以降、タクシーを呼んでもなかなか来てくれなくなったので助かる。運行を夜間まで延ばしてくれたらもっと便利になる」と感想を述べた。
 運賃は関の江循環線が300円(小学生半額、未就学児無料)、南部循環線が200円(小学生以下無料)。
 市企画戦略部の佐藤浩司次長は「ライドシェアに対する車椅子利用者からの問い合わせが多かった。誰もが移動しやすい環境づくりを進めたい」と話した。 

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