トリニータ、台湾1部の台中FUTUROと業務提携 指導者や若手選手の育成進める

業務提携を結んだ大分フットボールクラブの小沢社長(右)と、台中FUTUROの小森代表=台中市

 サッカーJ2大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(FC)は15日、台湾1部リーグに所属する台中FUTURO(フトゥーロ)と業務提携を結んだと発表した。両クラブの指導者や若手選手の育成を進めるのが目的。
 大分県と台中市は友好関係にあり、大分FCのアジア戦略の一環で提携に至った。昨年7月には台中に所属するMF高山薫(2019~21年に大分でプレー)がU―14の選手と共に来県。合同練習や交流試合をした縁もある。
 14日に現地で調印式があり、大分FCの小沢正風社長、台中の小森由貴代表らが出席した。小沢社長はクラブを通じて、「観光都市の経済交流を深め、スポーツ文化の発展に貢献していきたい」とコメントした。
 海外クラブとの提携は、昨年3月に結んだマカオ1部の青鋒(チェンフォン)SCに続いて5件目となる。

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