第97回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園球場)に出場する宇佐市の柳ケ浦高野球部が5日、同市の宇佐神宮で必勝祈願し、「勝守(かちまもり)」を受けた。
小幡克己校長、鈴木聡監督ら学校関係者6人と部員59人が参列。鈴木監督と田原光太郎主将(17)が玉串をささげ、20年ぶりの出場となる選抜大会での勝利を祈願した。
この後、勝守の授与式があり、宇佐神宮御鎮座1300年奉祝・勅祭記念事業実行委員会の和田久継副会長が田原主将に手渡した。田原主将は「宇佐神宮の節目の年に出場できて誇りに思う。勝守を頂き、甲子園に向け気持ちが一層強くなった」と話した。
宇佐神宮の祭神である八幡大神は古来、戦いの神として信仰されてきた。