カピバラエリアに癒やしの露天風呂登場 別府ケーブルラクテンチがリニューアル

湯あみするカピバラ=21日、別府市の別府ケーブルラクテンチ

 【別府】別府市の別府ケーブルラクテンチはカピバラエリアをリニューアルし、露天風呂を整備した。湯あみをする愛くるしい姿を楽しめる。
 温泉地ならではの演出として導入した。ペンギンの飼育で使用していた水槽を改修し、源泉かけ流しの岩風呂(広さ15平方メートル、深さ約90センチ)を作った。水槽側面(ガラス製)から水かきする様子も見ることができる。
 21日も来園者が、リラックスするカピバラに癒やされていた。福岡市から家族で訪れた矢野愛莉ちゃん(4)は「お顔がかわいい」と喜んでいた。
 同園でカピバラの飼育が始まったのは2016年。当初は雄の「パウロ」だけだったが、19年に雌の「パピコ」を迎え、2匹の間には5匹の子どもが誕生した。現在は6匹を飼育している。
 西貴之社長(43)は「毎日一目散に温泉へ駆けていくほど気に入っているようだ。天然の湯に漬かり、目を細める様子を見に来てほしい」と話した。

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