大分市で青山学院大陸上部が教室 児童生徒ら280人に練習法など指導

参加した子どもたちにストレッチなどを教える青山学院大の選手(左)=クラサスドーム大分

 東京箱根間往復大学駅伝で2連覇中の青山学院大陸上部(長距離ブロック)が11日、県内の小学生から高校生まで約280人を対象にした陸上教室をクラサスドーム大分で開いた。
 大分市で7日から18日まで強化合宿をしており、教室には今春の新入生を含む約40選手が参加した。伊藤雅一コーチの進行で「青トレ」と呼ばれる独自の練習法を指導。選手は肩周りや股関節の動かし方を実演し、一緒にトラックを走った。サイン会には長蛇の列ができた。
 西の台小6年の吉峰遥菜さんは主力の塩出翔太(3年)からサインをもらい、「すごくうれしい。ストレッチで体も柔らかくなった」と満足げ。塩出は「少しでも陸上を好きになってくれれば」とエールを送った。
 大分でのこの時季の強化合宿は恒例で、新チームになって初めて。主将就任が発表されたばかりの黒田朝日(同)は「プレッシャーを感じ過ぎず、自分らしく引っ張りたい。この合宿でチーム力を高められれば」と話した。

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