別府市が訪日客向けにライドシェア構想 配車アプリ導入、25年度の実証運行目指す

訪日客に向けた新たな公共ライドシェア構想を説明する別府市職員=10日、市役所

 【別府】別府市は10日、急増するインバウンド(訪日客)に向けた新たな公共ライドシェアを整備する構想を明らかにした。海外で普及率の高い配車アプリを導入して、事前に迎車場所と目的地を確定させて「ドアツードア」で運ぶ方式。2025年度中に実証運行を始めたい考え。
 同日に市役所であった市公共交通活性化協議会で、市の担当者が概要を説明した。使用する車両などは示されなかった。
 担当者は「内容は決まったものではない。交通事業者らと議論しながら訪日客対策を進めたい」と述べた。
 タクシー事業者の代表は「共存に向けた制度設計を今後協議したい」と語った。
 市によると、23年に市内を訪れた外国人客は約28万人。コロナ禍が明け、24年は前年を上回る見通し。
 JR別府駅の観光案内所「ワンダーコンパス」が実施した聞き取り調査によると、回答した外国人客の半数以上が移動手段としてバスを利用したのに対し、タクシーは半数を下回った。

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