養殖2年…長崎鼻にカキ小屋が期間限定オープン ガザミのみそ汁も「海眺め堪能を」

海を見ながらのロケーションで、豊後高田特産のカキやガザミを楽しめる=豊後高田市見目の長崎鼻ビーチリゾート

 【豊後高田】豊後高田市香々地地区で養殖されたカキを楽しめるカキ小屋が、同市見目の長崎鼻ビーチリゾートに期間限定でオープンした。2022年から養殖事業を始めたカキが初出荷され、23年に国内で初めて養殖に成功したガザミ(大型のワタリガニ)のみそ汁も味わえる。
 カキとガザミは市の新しい特産品にしようと、市と地元漁業者らでつくる市水産振興養殖事業促進協議会(高嶋信次会長)が養殖に取り組んでいる。
 カキは、稚貝をばらばらの状態でかごに入れて育てるシングルシード式を採用。2年間の養殖で約7センチに育って身入りも良く、濃厚でクリーミーな味わいが特徴という。今シーズン(3月まで)は1トンの収穫を見込んでおり、来シーズン以降は3トンを目指してブランド化の推進と販路拡大を進めるという。
 カキ小屋は同リゾート内のバーベキュー施設に開設。カキやその他のメニューを炭火焼きで楽しめ、施設利用者にはガザミのみそ汁を振る舞う。カキは1キロ(7、8個)1650円。利用料550円(中学生以上)が別途必要となる。
 同リゾートは「海を見ながらの絶好のロケーションで、豊後高田の新たな味覚を堪能してほしい」と話している。
 営業は2月28日まで(午前11時~午後3時、火曜休み)。要予約。カキの在庫次第で期間を延長する。問い合わせは同リゾート(050-5482-3330)。

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