学習アドバイスのコーナーはQ&A方式でお届けします。大学受験生向けは、英進館天神本館高等部本部(福岡市)の神田岳彦講師が、受験生や保護者の質問に答えます。
■切り替えが難しければ授業に参加も
Q.国公立大の2次試験に向けて、勉強の仕方や心構えを教えてください。
A.2次試験の前期日程は2月25日から始まります。それまで約3週間。短いと感じるかもしれませんが、過去問なら5年分は取り組めます。これまで通り自分に必要な勉強の計画を立て、一つ一つクリアしていきましょう。共通テストが終わっても気を緩めず、日々の取り組みを続けてください。
共通テストの結果にかかわらず、2次試験に向けて気持ちを切り替えることが大事です。なかなか切り替えられない場合は学校や塾の授業に参加することをお勧めします。勉強している人が周りにいると良い刺激を受けます。授業の大半は知っている内容だと思いますが、初めて獲得する知識が少しでもあれば参加して良かったと言えます。
2次試験の場合も、会場に持っていくための教材や見直し用のノートを作りましょう。科目数が少ないので、内容もより踏み込んだものになるはずです。曖昧だったけど身に付いた知識、いつも勘違いしてしまう解き方など、試験当日の自分に向けてメモを残しましょう。受験した私立大の入試問題を活用するのも良いと思います。
■前期が終わるとすぐに後期の勉強を
前期試験が終わると、どんな受験生も気が緩みます。卒業式の練習や本番などもあって勉強から離れてしまいがちですが、すぐ後期試験の勉強に取りかかってください。後期試験は3月12日以降に実施されます。前期試験の合格発表(3月6~10日)を待っていては出遅れてしまいます。
前期試験の前に、後期試験の過去問を入手しておきましょう。前期試験が終わった日の夜、机の上に過去問があり、すぐに取り組める状況をつくっておくと良いです。小論文の問題を課す大学が多いので、過去問を解いたら高校や塾、予備校の先生に添削をお願いしましょう。
保護者は子どものスケジュールをしっかり把握し、サポートしてあげましょう。試験の結果について叱ったり、ため息をついたりせず、頑張っている姿を評価してあげるのも大事です。「結果がどうあれ、あなたを大切に思う気持ちは変わらない」ということが伝わるように、子どもの心情を思いやり、寄り添ってあげてください。