祖母山イメージした手ぬぐいと登山手形を製作 竹田市の環境保全グループ「登る人増えてほしい」

祖母山をイメージした手ぬぐいと登山手形をPRする祖母山麓自然・人共生空間整備プロジェクト実行委員会メンバーら=竹田市神原の緒環

 【竹田】竹田市の環境保全活動グループ「祖母山麓自然・人共生空間整備プロジェクト実行委員会」が、大分・宮崎県境に位置する祖母山(1756メートル)をイメージした手ぬぐいと登山手形を製作した。同市側から登る人が増えてほしいと考えて企画した。
 手ぬぐいは縦35センチ、幅90センチ。地元の神原(こうばる)川をイメージしたエメラルドグリーンで、同山系の山々、ニホンカモシカやツクシアケボノツツジといった希少な動植物をデザインした。地元住民を守る健男霜凝日子(たけおしもこりひこ)神社、清流を泳ぐアマゴ、満天の星も描かれている。
 1枚1500円。市内神原の神の里交流センター緒環(おだまき)で販売している。
 登山手形は同山系で育ったヒノキの間伐材を活用。縦10センチ、幅4センチの板の表に「祖母・傾・大崩(おおくえ)ユネスコエコパーク」、裏に「日本百名山 祖母山」と記した。一つ100円。市内神原の同山1合目駐車場で無人販売している。
 収益は環境保全活動などに充てる。手ぬぐいのイラストを担当した実行委の阿部珠美さん(51)は「祖母山や周辺の自然の魅力を伝えようと描いた。ぜひ神原を訪れて、実物を見てほしい。きっとファンになると思う」と呼びかけた。
 問い合わせは緒環(0974-67-2288)。

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