ドジョウの消費拡大へ「宇佐どぜう丑の日フェア」 20日から市内6店舗がオリジナルメニュー

フェア参加店舗の「辰巳」が提供するオリジナルメニューのどぜう定食=宇佐市四日市

 【宇佐】「土用丑(うし)の日に宇佐どぜうをどうぞ」―。宇佐市が養殖生産量日本一を誇るドジョウの消費拡大を図る「宇佐どぜう丑の日フェア」が20日、スタートする。市内の飲食6店舗が2月13日までの期間中、鍋や定食などのオリジナルどじょうメニューをお得な1300円(税込み)の統一価格で提供する。
 同市院内町の養殖業者が生産する「宇佐どぜう」は泥を一切使用しない養殖技術で飼育するため泥臭さがなく、やわらかく肉厚でふっくらとした身が特徴。東京の老舗料理店からも高評価を得ており、昨年夏にブランド化した。
 フェアは昨夏、市旅館組合どぜう部会(今永勝紀部会長)が地産地消の推進を目的に始めた「宇佐どぜうプロジェクト」の一環。市の新たな冬グルメとして親しんでもらおうと、初めて開催する。
 6店舗は料理店やかっぽう、道の駅などで、いずれのメニューも数量限定(要予約)。統一価格は今年の宇佐神宮御鎮座1300年にちなんで設定した。どじょうのメニューを食べてアンケートに答えると、抽選で特産品が当たる。
 市観光・ブランド課の小川晃生副主幹(35)は「ドジョウはウナギと同等の栄養価といわれる。冬ならではの温かい食べ方で、多くの人においしさを知ってほしい」とPRしている。
 フェアの詳細は市ウェブサイトで。問い合わせは同課(0978-27-8156)。

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