宇佐神宮御鎮座1300年、市が多彩なプロジェクト展開へ CM放送や記念商品、誘客イベント…

記念ロゴを配した市役所玄関ホールのフォトブースでテープカットをする是永修治市長(中央)ら=宇佐市役所

 【宇佐】宇佐市は宇佐神宮御鎮座1300年の今年、多彩な記念プロジェクトを展開する。観光振興、地域活性化のチャンスと捉え、各種メディアを活用した情報発信や誘客イベントなどで県内外からの観光客増加を目指す。
 プロジェクトは▽機運醸成・情報発信強化▽メディア・ウェブプロモーション▽受け入れ環境整備・コンテンツ強化▽観光誘客イベント、キャンペーン―の四つが柱。
 同神宮の映像を15秒にまとめたCMを羽田、大分両空港や県内の民放テレビなどで流すほか、ポスターやのぼりを市内の公共施設などに掲示してPRする。
 記念ロゴを使ったバッジや市ブランド認証品の宇佐飴(あめ)などの記念商品、地元の焼酎や日本酒を詰め合わせた特別セットの発売も企画している。
 12日にはJR大分駅(大分市)でキックオフイベントを開催し、唐揚げやねぎ焼き、地元の酒などの宇佐グルメを販売。3月中旬まで、市内を周遊するお得な観光タクシーも運行する。
 昨年12月下旬に市役所で発表会を開き、市や県、同神宮、市観光協会、地元企業などから約40人が参加。是永修治市長がプロジェクトの概要を説明し、参加者の代表がテープカットをした。
 是永市長は「さまざまな観光イベントや交通対策などを準備し、関係団体などと一体となって進めていきたい」と話した。

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