大分県内でバイク盗難事件が多発 昨年の5倍以上の93件、大学生の被害多く

街頭活動で鍵かけの大切さを呼びかける警察官=6月、大分市

 県内でバイクの盗難事件が多発している。県警によると、今年は11月末時点で93件の被害を把握した。昨年の年間数(18件)の5倍以上。自宅マンションの駐輪場で持ち去られるケースが多く、県警は「油断せず、鍵をかけるなどの防犯対策をしてほしい」と呼びかけている。
 県警によると、内訳は▽ミニバイク 74件▽オートバイ 19件―だった。被害者の約4割に当たる39件は16~22歳で、「大学生が多い」という。地域別は大分市内が79件で85%を占めた。
 被害場所はマンションやアパートの駐輪場が52件で半数を超える。一戸建て住宅が11件、JR駅近くが10件と続く。
 被害の約6割(56件)は鍵を車体に付けたままにしており「自宅の駐輪場なので安心していた」「キーを抜くのを忘れていた」などと説明したという。
 窃盗集団による連続事件は確認されておらず、急激に増えた詳しい理由は不明。全国でもバイクの盗難は1万669件(11月末時点)で、前年より1471件多い。
 県警安全・安心まちづくり推進室の神田英樹室長は「犯人はちょっとした移動のために盗んでいるとみられる。短時間でも狙われる。駐輪する際は必ず施錠をしてほしい」と話している。

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