西武の源田、ソフトボール大会で子どもたちと交流 「楽しんでいる様子が伝わってきた」

小学生のプレーを笑顔で見守る源田(右端)=レゾナックスタジアム

 プロ野球西武の源田壮亮内野手(大分商高出身)が15日、自身の名前を冠した「源田壮亮カップ小学生ソフトボール大会」を訪れ、子どもたちと交流した。
 源田が見守る中、チームごとに2分間のキャッチボール回数を競った。源田は「カバーに入るのを大事にしよう」「いいペースだよ」などと声をかけ、好記録が出ると選手とハイタッチを交わした。イベント後には記念撮影をした。
 大在ジュニアソフトボールクラブで主将を務める衛藤来杏奈(らんな)さん(下郡小6年)は「緊張したけど、楽しかった。源田選手のように守備がうまくなりたい」と話した。
 大会は大分市のレゾナックスタジアムなどで行われ、今年で3回目。大分と福岡、宮崎から17チームが参加した。

■今季振り返り「調子の波が大きかった」
 西武は今季、記録的な低迷でパリーグ最下位に沈んだ。源田に来季の巻き返しに懸ける思いなどを聞いた。
 ―今季の個人の成績はどう捉えているか。
 「ゴールデングラブ賞を取れたのは良かったが、調子の波が大きく安定した結果を出せなかった」
 ―来季の目標は。
 「まずはコンディショニングに気を付け、全試合に出場したい。チーム一丸となって上を目指す」
 ―鶴城高の狩生聖真投手がドラフト3位で指名された。
 「まだ会ったことはないが、大分の選手が入ってくれてうれしい。一緒に大分を盛り上げていければと思う」
 ―2年ぶりに訪れ、試合も観戦した。この大会への思い入れは。
 「僕自身、ソフトボールで育った。試合を笑顔で楽しんでいる様子が伝わってきて良かった」

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