バサジィ残り5戦、上位リーグ進出へ正念場 7日に立川戦「勝って勢いを」

真剣な面持ちで監督の話を聞く選手たち=5日、古国府フットサルコート

 フットサルFリーグ1部のバサジィ大分が正念場を迎えている。レギュラーシーズンは残り5戦で、現在9位(勝ち点19)。今季は序盤から苦戦し、中断期間(7月下旬~10月上旬)に目標をファイナルシーズンの上位リーグ進出(6位以内)に下方修正した。6位との勝ち点差は5ながら上位との対戦を残し、落とせない試合が続く。
 中断期間を明けてエース仁部屋和弘、主将橋本澪良らがけがで離脱。ゲームコントロールのうまい斎藤日向や得点力のあるヒアンが台頭し、穴を埋めたかに見えた。ただ一般的な3セット(選手の組み合わせ)すらつくれず、第16節しながわ戦は登録10人で臨んだ。選手不足から後半に強度が落ち、突き放された。
 上位リーグ進出には6~8位の3チームを上回る必要がある。このうち、直接対決は第21節の大阪のみ。直近には首位浦安を含む上位との3連戦を控え、一戦も負けられない。
 狩野新監督は特別指定選手も起用しながら、現有戦力でのやりくりに知恵を絞る。「40分間真っ向勝負はできない。GKを絡めて数的優位をつくり、時間を使いたい」
 前節は王者名古屋を相手に先制し、終盤まで食い下がった。7日の立川戦に向け、青大祐は「粘り強い守備から良い攻撃を生みたい」、昨季主将の野口茅斗は「同じ方向を向き、どんな形でも勝って勢いに乗りたい」と前を向いた。

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