大分県農林水産祭の最終日、子どもたちが牛の搾乳体験「上手にできた!」

牛の足元にもぐり、搾乳を体験する子ども=20日、別府市野口原の別府公園

 県農林水産祭「おおいたみのりフェスタ」(大分合同新聞社など主催)は最終日の20日、別府市野口原の別府公園で、秋の味覚の直売やステージイベントがあった。市内外から大勢の家族連れらが訪れ、新鮮な野菜や特産品を買い求めた。
 牛の搾乳を体験できるコーナーには、多くの子どもたちが列を作った。杵築市山香町広瀬の「たばた牧場」の田畑修一代表(43)からこつを教わり、「温かい」「楽しい」と歓声を上げながら乳を搾った。大分市から訪れた横山碧さん(9)=稙田小3年=は「上手にできた。牛が予想以上に大きくてびっくりした」と喜んだ。
 田畑代表は「生き物から取れているのだということを実感してもらえれば」と話した。
 県地域農業振興課によると、雨天だった初日(19日)の来場は約2万7千人だったものの、最終日は約4万4千人が訪れた。

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