APUで秋の入学式 63カ国・地域の590人が新生活スタート

入学式に臨む新入生=20日、別府市の立命館アジア太平洋大

 【別府】別府市の立命館アジア太平洋大(APU)で20日、秋の入学式があった。新入生が民族衣装などを身にまとい、キャンパスは華やかな雰囲気に包まれた。
 米山裕学長が「挑戦を受け入れ、仲間と交流し、APUでの豊かな経験を積み重ねてください」と式辞。新入生代表のサブール・アブドゥルさん(20)=パキスタン出身、アジア太平洋学部=は「より平和で結束した世界の実現を目指し、互いの違いを強みに変えていこう」とあいさつ。ラムシャルマ・カルパナさん(25)=インド出身、経営管理研究科=は「笑い、思い出をつくり、友情を育み、APUで過ごす数年間を最大限に活用しましょう」と述べた。
 式後は学生団体のパフォーマンス、学生生活を紹介する企画などがあった。
 新入生は63カ国・地域の590人。インドネシアが最多で、ミャンマー、ベトナムと続いている。

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