佐伯市で14日から「八幡五丁の市」 ジョーヤラ船で彦陽中生徒が踊り披露へ

ジョーヤラ船で披露する踊りの練習に打ち込む彦陽中生徒ら=佐伯市戸穴

 【佐伯】佐伯市戸穴の大宮八幡神社で14、15の両日、秋の大祭「八幡五丁の市」がある。みこし行列(神幸祭)や神楽奉納、ステージイベントなどを開催。海上では「ジョーヤラ船」が、豊漁と海の安全を祈って佐伯湾の港を巡る。
 ご神体をみこしに安置し、笛や太鼓でにぎやかに行進する佐伯の伝統行事。目玉のジョーヤラ船は、大漁旗を飾った船で地元の子どもたちが威勢の良い踊りを披露する。
 今年は9月に入って練習を始めた。踊り手に彦陽中の生徒14人が志願し、船上での練習に励んでいる。3年の梅田琉之介さん(15)は「練習はきついがやりがいがある。最高の踊りを見せるので、ぜひ来てほしい」と話した。
 14日は、客船でジョーヤラ船の巡航を追うクルージングがある。先着30人で、乗船無料。午前10時半から、神社近くの五丁の浜で受け付ける。
 会場周辺の駐車場に限りがあるため、八幡機工前(同市戸穴)からシャトルバスを運行する。問い合わせは八幡地区公民館(0972-27-8001)。
 日程は次の通り。
 【14日】▽ジョーヤラ船巡航(午前11時)▽お楽しみ抽選券配布(同11時半)▽ステージイベント開始(午後0時半)▽神幸祭・子どもみこし・稚児行列(同4時)▽餅まき・八幡小児童のソーラン演舞(同5時)▽抽選会(同6時)▽夜神楽(同7時)
 【15日】▽神楽(午後1時)▽還幸祭(同4時)

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