日本航空は4日、大分―大阪(伊丹)線の就航30周年記念セレモニーを国東市の大分空港で開いた。ビジネスと観光需要のさらなる拡大を誓った。
式典は日本航空、空港、県の関係者らが出席。同社の大多和繁孝大分支店長(57)が「来年は大阪・関西万博があり、注目度がさらに高まる。これからも安心・安全・快適な空の旅を提供し続けたい」とあいさつした。
伊丹行きの便に搭乗する35人に、客室乗務員らが30周年記念シールなどを手渡した。同社スタッフが横断幕で出発を見送った。
大分―伊丹線は関西国際空港(大阪府)が開港した1994年9月4日に就航した。現在は1日3往復しており、昨年度は約12万人が利用し、新型コロナウイルス禍から回復基調にあるという。
同線は他に、全日空が1日3往復、全日空とアイベックスが共同で1往復している。