本耶馬渓町の羅漢寺で禅海和尚の250回忌法要 青の洞門一帯ではイベントも

法要でお経を唱えながら堂内を回る「行道」をする僧侶=中津市本耶馬渓町の羅漢寺

 【中津】中津市本耶馬渓町の競秀峰に「青の洞門」を開削した禅海和尚(1687~1774年)の250回忌法要が命日の24日、ゆかりのある同町の羅漢寺(太田英華住職)本堂であった。町有志でつくる法要実行委員会の主催。
 太田住職と12人の僧侶が読経。お経を唱えながら僧侶が堂内を歩き回る「行道」などがあった。観光や歴史研究、行政などの関係者約40人が焼香した。
 法要のほか、洞門一帯では和尚の偉業に感謝する多彩な記念イベントがあった。和尚が晩年に本拠とした智剛寺(羅漢寺末寺)や二つの墓、競秀峰などゆかりの場所を巡るトレッキングツアー、芸術祭、護摩法要などが繰り広げられた。

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