日出町の大神回天会「平和の大切さ伝えたい」 空母「海鷹」の乗組員慰霊

軍艦海鷹之碑前で手を合わせる参列者=日出町

 【日出】日出町の「大神回天会」(魚住修三代表)は28日、同町日出の軍艦海鷹(かいよう)之碑前で、亡くなった乗組員を慰霊した。
 会員ら10人が参列。焼香して鎮魂歌を合唱した。
 魚住代表は空母「海鷹」にまつわる歴史を説明し、「いつまでも戦争の記憶をとどめ、後世に平和の大切さを伝えたい」と述べた。
 海鷹は太平洋戦争末期、同町大神に基地があった人間魚雷「回天」の訓練に使われた。米軍機から攻撃を受け、乗組員計20人が亡くなったとされる。空爆を受けた日に合わせて毎年、慰霊を続けている。

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