名物行事「柱松」など多彩な催し 28日、大分市稙田地区「ななせの火群まつり」

ポスターを手に来場を呼びかける関係者

 【大分】大分市稙田地区の夏の風物詩「ななせの火群(ほむら)まつり」が28日、同市市の七瀬川自然公園で開かれる。たいまつを投げて火を付ける名物行事「柱松」をはじめ、多彩な催しが楽しめる。
 午後6時から開会式。メインの「振り万灯籠」と「柱松」は午後7時15分から。振り万灯籠は、縄先に火を付けて振り回し、炎の輪を浮かび上がらせながら練り歩く。柱松は、地区内8校区の各チームが高さ11メートルの柱の先端部にたいまつを投げ、仕込んだ花火に火が付くまでの時間を競う。小学生による子ども柱松(高さ7メートル)もあり、5チームが出場する。午後8時45分からは打ち上げ花火がある。
 会場には、飲食や物販の出店が並び、午前中から子ども相撲大会をはじめ、小学生と保護者を対象とした科学教室、魚のつかみどりなどを開催。特設ステージではキャラクターショー、ダンスや神楽などのパフォーマンスが繰り広げられる。
 問い合わせは市稙田支所内のまつり振興会事務局(097-541-1234、当日のみ080-4699-3898)へ。

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