宇佐市安心院町「東椎屋の滝」で滝開き 「自然の偉大さ、肌で感じて」

滝の前で校歌などを歌う津房小の全校児童=宇佐市安心院町の東椎屋の滝

 【宇佐】「日本の滝百選」の一つ、宇佐市安心院町の「東椎屋の滝」で8日、夏の観光シーズン幕開けを告げる滝開き安全祈願祭があった。
 市、市観光協会でつくる実行委員会(筌口孝実行委員長)の主催。町内の「福貴野の滝」と毎年、交互に開催している。
 関係者や観光客ら約100人が出席。仏事でシーズン中の安全を祈願した。是永修治市長や筌口実行委員長らが「滝は自然の偉大さを肌で感じられる場所。多くの人に訪れてほしい」とあいさつ。僧がほら貝を吹き鳴らし、5年ぶりに参加した津房小の全校児童24人が校歌などを合唱した。安全祈願の護摩だきをした後、希望者が火渡りをした。
 東椎屋の滝は落差が85メートルあり、栃木県日光市の華厳の滝に似ているため「九州華厳」とも呼ばれる。

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