アーチェリー女子個人は鹿児島国体少年女子(昨年10月)優勝メンバーの石井美羽(みう)(東明=2年)が2年連続で制した。
決勝は3射の合計得点(1射10点満点)が高い方に2ポイントが入り、先に5ポイントを挙げた選手が勝利する。予選1位通過したものの、「緊張からフォームが乱れた」と4―4に追い付かれた。「弓の引き方を意識し、力を抜いていつも通りに」と切り替えた5セット目に9、10、9点と高得点を連発した。
昨冬にU―18ナショナルチームにも選出されたが、「最近はモチベーションが上がらなかった」と得点が伸び悩んでいる。昨年の全国総体は団体5位、個人7位だった。「優勝できて意欲が湧いた。自分のペースで練習もたくさんして、今年は二つの種目で優勝する」と力を込めた。
<アーチェリー>
(大洲アーチェリー場)
=男子=
【個人】(1)芦刈隼人(東明)(2)安東颯斗(同)(3)河野泰知(同)
【団体】(1)東明
=女子=
【個人】(1)石井美羽(東明)(2)林咲良(同)(3)沢田こころ(同)(5)小野翔音(翔青)
【団体】(1)東明
(団体は東明の男子が7年連続32回目、女子は17年連続27回目の優勝。個人は団体優勝校を除く最上位が全国、上位2位までが九州大会へ)