歌って踊って、過去最大210トンの湯ぶっかけ 別府八湯温泉まつりの名物行事

大量の温泉を浴びながら練り歩くみこし=7日、別府市の別府駅前通り

 泉都に春の訪れを告げる「第110回別府八湯温泉まつり」(別府八湯温泉まつり実行委員会主催、大分合同新聞社など共催)は最終日の7日、別府市の別府駅前通りで名物行事「湯ぶっかけまつり」を開いた。市民や観光客など多くの人でにぎわった。
 ホースや湯おけを使い、過去最大量の210トンの温泉をみこし衆や観客に向かって浴びせた。参加者らは全身ずぶぬれになりながら、音楽に合わせて歌ったり踊ったりして楽しんだ。
 同市南荘園の会社員三浦あゆみさん(31)は「大人がこんなに全力で楽しめるイベントはなかなかない」と笑顔。娘のななみちゃん(5)は「水鉄砲で温泉をかけるのが楽しかった」と話した。
 主催者によると、最終日は市内5会場でさまざま催しがあった。

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