【ジュネーブ共同】国際スケート連盟(ISU)でフィギュア男女とペアの技術委員長を務めるレーナ・ラークソネン氏(フィンランド)がグランプリ(GP)シリーズ開幕前に取材に応じ、男女フリーのジャンプ要素の数を一つ減らして六つにするなどした今季のルール変更の狙いについて「少し軽視されつつあった芸術性により重点を置くことが目的だ」などと理由を説明した。
フリーで三つ組み込めた連続ジャンプが二つ(最大3連続と2連続)に減り、同種類のジャンプも回転数に関係なく、最大三つまでに制限した。一方、連続ジャンプでつなぎとして跳ぶ「オイラー」は無得点に変更。例えば3回転―オイラー―3回転は2連続の扱いで、さらにジャンプを加えられることで連続技のバリエーションが増えた。
演技時間が変わらず、要素が一つ減ったことで技と技のつなぎの濃密さがより求められ、音楽との調和や創造性が評価対象の「コレオスピン」も新たに入った。ラークソネン氏は「より多様な演技を促進し、幅広いジャンプ技術を発揮するスケーターを評価できる」と意義を口にした。