田中希実、ラストで「歯立たず」

女子1万メートルで優勝し喜ぶバーレーンのヤビ。手前は田中希実=パロマ瑞穂スタジアム

 24日のアジア大会で女子1万メートルの田中希実は惜しくも2位に終わった。揺さぶりに耐え、残り2周を切ってスパートしたが、パリ五輪3000メートル障害優勝のヤビ(バーレーン)に屈し「ラストスパートで歯が立たなかった」と悔やんだ。

 今季は3000メートルで日本新記録を樹立。一方で1万メートルでも戦えるようスタミナを強化した。夏には欧州で約1カ月間の高地合宿を行い、イタリア代表の練習にも参加。長めのジョギングで体を温めて高強度の練習を行う調整法を取り入れた。

 建て替え前のパロマ瑞穂スタジアムでは、2016年に日本選手権初出場を果たした。縁のある舞台で存在感を示した長距離のエースは、残る1500メートルと5000メートルに向け「やっぱり勝ちたい」と頂上を見据えた。

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