愛知・名古屋アジア大会ではチケット発売後に一部の競技で日程変更があり、選手や競技団体から困惑の声が相次いでいる。お目当ての選手を見ようと購入していたファンからは不満の声が上がり、32年ぶりとなる自国開催の盛り上がりに水を差す事態になっている。
開幕まで1カ月となった19日、陸上ではメダル獲得が期待される女子100メートル障害や男子走り高跳びなどで日程変更が発表された。8月に女子100メートル障害で日本新記録を連発した中島ひとみ(長谷川体育施設)は自身のX(旧ツイッター)で「早めから取ってくれてた方、本当にすみません」と謝罪。反応した人に丁寧に返信し「私もどうにもできなくて申し訳ないです」とつづった。
大会組織委員会は7月1日のエントリー締め切り後に、参加選手やチーム数の増減があったことが日程変更の理由とし「アスリートが最高のコンディションで競技に臨める環境を確保するため」と説明した。ただ陸上関係者からは「(事前に)想定できたと思う。全てにおいて対応が遅いんじゃないか」と指摘する声も挙がった。