【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は24日、スイスのローザンヌで臨時総会第1日の審議を行い、五輪に出場した全選手を対象に、1人1万ドル(約162万円)を支給する助成金制度の創設を発表した。2月のミラノ・コルティナ冬季五輪から適用される。五輪史上初の試み。
選手の競技活動や引退後のキャリアをサポートすることが狙い。IOCのガソル選手委員長は「これは賞金ではない。五輪選手になるまでの歩みや献身を評価するものだ」と説明した。
2036年夏季五輪の開催地を29年の総会で決定することも承認した。インドやカタール、サウジアラビアなどが興味を示している。
近年の開催地の選定は、将来開催地委員会と理事会が候補地を一本化する方式が定着。100人超のIOC委員が参加する最高議決機関の総会は事実上追認するだけになっていた。