スピードスケートはオランダ開催

2030年冬季五輪(左)とパラリンピックの大会エンブレム(組織委員会提供)

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は22日、スイスのローザンヌで理事会を開き、フランス・アルプス地域での2030年冬季五輪で、スピードスケートの会場はオランダのヘーレンフェインとすることを承認した。異例の国外開催となる。地中海沿岸のニースで行う予定だったフィギュアスケートやアイスホッケー、カーリング、スピードスケート・ショートトラックは、内陸のリヨンに会場を変更することも決めた。

 スキーは東部の山岳地帯が舞台となる予定。

 開催国以外での競技の実施は、夏季大会では1956年のオーストラリア・メルボルン大会で、馬術がスウェーデンのストックホルムで行われた例がある。

 大会組織委員会は、フランス国内に既存施設がないスピードスケートについて、国外での開催を検討。オランダとイタリアを候補としてきた。ヘーレンフェインはスピードスケートの聖地として知られる。

 IOCは14年に策定した改革の指針で、コスト削減や持続可能性の観点から、既存施設の活用を奨励。開催都市以外の都市や、他国での競技の実施を容認する姿勢を示していた。

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