W杯イラン代表選手、米国入り

ロサンゼルス競技場で記者会見するイランのタレミ。右はガレノイ監督=14日、ロサンゼルス(共同)

 【ロサンゼルス共同】サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に出場するイランが、初戦前日の14日に米国入りした。会場のロサンゼルス競技場で記者会見したFWタレミは、米国との戦闘の余波が調整に影響した経緯を踏まえ「こうした緊張はサッカーが平和をもたらすという国際サッカー連盟のメッセージの意義を損ねる」と懸念を示した。

 イランは活動拠点に米アリゾナ州を予定したが、米国側が長期滞在を望まず、メキシコ北西部の国境の街ティフアナに変更。同行予定だった一部の関係者のビザ申請も却下され、タレミはこの日の移動に約5時間を要したと明かした。

 ガレノイ監督は「影響はあるが、最高のパフォーマンスを尽くしてくれると確信している。イラン人は困難を克服することに慣れている」と強調。政治的な質問が続き、タレミは最後に「誰もサッカーのことを聞かなかった。いい試合をしたい」と残念そうに語った。

 イランは会見後にロサンゼルス近郊で練習を実施。1次リーグの全3試合を米国内で戦い、15日にニュージーランドとの初戦に臨む。

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