プルシェンコ氏息子がアゼル国籍

ロシア中部エカテリンブルクでリンクに立つエフゲニー・プルシェンコ氏(右)と息子のアレクサンドル君=3月(タス=共同)

 【モスクワ共同】フィギュアスケート男子で2006年トリノ冬季五輪王者のエフゲニー・プルシェンコ氏(ロシア)が、自身の指導の下で練習に取り組む13歳の息子アレクサンドル君が、5年間のアゼルバイジャンの「スポーツ国籍」を取得したと明らかにした。これまでは国際舞台を求めての他国の国籍取得に否定的な主張を繰り返していたため、ロシア国内で物議を醸している。

 現役時代に「皇帝」と呼ばれたプルシェンコ氏は、息子は「ロシア代表に選ばれていない」と説明。アゼルバイジャンのスポーツ国籍取得については「非常に難しい決断」だったという。選手層が厚いロシアでは厳しい代表争いを避け、他国から五輪などを目指すケースが絶えない。

 ロシア下院議員でトリノ五輪スピードスケート女子500メートル金メダリストのスベトラーナ・ジュロワ氏は、アゼルバイジャン国内での競争は激しくないと主張した上で「息子が国際経験を積めないのを恐れたのだろうが、エフゲニーには愛国心がないとの非難が浴びせられるだろう」と指摘した。

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