「ラストダンス」に温かい拍手

WBC日本戦に先発し、5回途中の降板の際にハジム監督(左)と言葉を交わすチェコのオンジェイ・サトリア投手(中央)=10日、東京ドーム

 10日、東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本―チェコで、チェコ先発のオンジェイ・サトリア投手(29)が五回途中に無失点で交代すると、両チームのファンから力投をたたえる拍手が送られ、目を赤くしながらチームメートと次々と抱擁した。

 スタンドには家族もいたといい、試合後の会見で「考え得る最高のエンディングだった」と感無量の表情だった。

 この登板を最後に代表を引退することが発表されていて、ハジム監督から「ラストダンス」と送り出されたマウンド。本職は電気工事の技師というアマチュア選手。前回2023年大会の日本戦で大谷翔平(現ドジャース)から三振を奪うなど好投したことで注目された。

 この試合でも130キロに満たないチェンジアップを駆使し、格上の日本打線を相手に4回2/3を抑えた。好きな米大リーグ選手は山本由伸(ドジャース)。ベンチでは感激した様子を見せた。

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