団体「金」へ底上げ期待

フィギュアスケート団体で銀メダルを獲得し、日の丸を掲げる(左から)坂本花織、佐藤駿、鍵山優真、吉田唄菜、森田真沙也、三浦璃来、木原龍一=8日、ミラノ(共同)

 フィギュアスケートの日本勢はペアの三浦璃来、木原龍一組(りくりゅう)が金メダルに輝き、男女で「銀」「銅」のダブル表彰台を達成した。2大会連続「銀」の団体を含めて計6個のメダルを獲得。過去最高だった前回北京五輪の4個を上回る好成績に、竹内洋輔監督は「日本フィギュア界における歴史的転換点で、偉業」と誇った。

 りくりゅうは、弱点と呼ばれてきた種目で前回7位から日本勢初の表彰台に躍進。ショートプログラム5位と出遅れながら、フリーで世界歴代最高得点をマークしての大逆転劇は今大会のハイライトだった。

 女子は今季限りで引退の坂本花織が前回の「銅」を上回る「銀」。17歳の中井亜美が「銅」、20歳の千葉百音も4位入賞と活躍し、順調に世代交代が進みそうだ。男子は鍵山優真が連続の「銀」で佐藤駿は3位に入り、連続で複数メダルと層の厚さを示した。

 米国と大接戦を演じた団体はアイスダンスを中心とした底上げが初制覇への鍵。竹内監督は「選手の結束が強いチームだった。この経験を引き継いでいくことが必要だ」と4年後を見据えた。(共同)

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