美容師の父と二人三脚、滑り磨く

ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード男子スロープスタイルで銀メダルを獲得し、笑顔を見せる長谷川帝勝=18日、イタリア・リビーニョ(共同)

 父の腕の中で幼い頃に養った滑りの感覚と、二人三脚で磨いてきた技術が武器だ。ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード男子スロープスタイルで長谷川帝勝(20)が銀メダルを獲得。ビッグエアで11位に終わった悔しさを胸に雪辱を果たし、表彰式でメダルを手に笑顔を見せた。

 長谷川にスノボの手ほどきをしたのは父俊介さん(51)。4歳の頃から、自宅がある愛知県から岐阜県のスキー場まで休みのたびに連れて行った。緩い斜面は自らの足で滑らせ、急斜面は幼い長谷川を抱きかかえて滑った。最初から怖がることのない子だった。

 小学6年から中学1年にかけては足首や腕のけがで滑れない時期が続いた。長谷川が焦らず現実を受け入れていた一方、俊介さんは「やればやるだけ伸びる時期なのに」といらだち、無理に練習させて状態が悪化したことがあった。

 美容師の俊介さんはスノボ指導者ではないが、今もアドバイスを欠かさない。会場で見守った俊介さんは「かっこいい姿を見せてくれた。メダルを取れると信じていた」と喜びをにじませた。(共同)

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