本番前に「想定外の事故」

練習中に靴をテープで巻く三浦佳生=ミラノ(共同)

 夢見ていた五輪の舞台を前に「想定外の事故」と言うトラブルに見舞われた。フィギュアスケート男子で初代表の三浦佳生は8日の公式練習でジャンプを着氷した際に右の靴が壊れた。9日の練習ではテープで応急処置をして臨み「今できる最大の対処を目いっぱい試した」と話した。

 これまで何度も補強していた足首の部分。昨年12月の全日本選手権前から不安を抱えていたが「この靴が一番足の形に合っていて跳びやすい。なるべく崩したくない」と好結果を求めたゆえだった。ミラノ入りの前日にもプラスチックの板で補強し、万全の状態で挑むつもりでいた。

 佐藤駿ら教え子の靴を修理している日下匡力コーチの助言もあり、3枚の硬い板をテープで巻き付けた。練習ではジャンプで苦戦する姿が目立ち「靴が耐えようと思っても『ぐねっ』と力が抜ける」と着氷が乱れた。

 10日のショートプログラムに向け「そういったことが起きたと思わないように。気にならないぐらいにちゃんとして、本番を安心して迎えたい」と前を向いた。(共同)

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