大相撲で10度の幕内優勝を記録し、昨年1月の初場所限りで引退した元横綱照ノ富士の伊勢ケ浜親方(34)=本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の引退相撲が31日、東京・両国国技館で開かれ、断髪式で元横綱白鵬の白鵬翔さん、横綱豊昇龍ら約330人がはさみを入れた。
23歳で新大関に昇進したが、両膝のけがや内臓疾患の影響で序二段まで転落。不屈の闘志で復活を果たした。現役時代の師匠、宮城野親方(元横綱旭富士)が大銀杏に最後のはさみ。ねぎらいの言葉をかけられ「泣かせにきたよ。お祝いの場で何で泣くの」と涙は見せず、晴れやかに力士の象徴に別れを告げた。